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悪性リンパ腫になっちゃった!!!

悪性リンパ腫になっちゃった!!!

化学治療中の食事

【食事のシステム】
 食事の時間は、朝は8時、昼は12時、夜は18時である。15分ぐらい遅れる事はあっても早く来る事は無い。。配膳車は温かいもと冷たいものを分けて運べるようになっていて、冷えた味噌汁や生温かいサラダが出てくるような事は無い。

 患者さんの食事は治療計画とセットになっており、ある人は糖尿病食だったり、GVHD食だったりする。食事の管理は看護婦さんがコンピュータで栄養管理室に伝えている。例えば内視鏡の検査がある時などは食事は抜きなので運ばれてこない。また微妙に量や主食が違っているので各お膳には患者さんの名前のカードが差してあり、基本的に看護婦さんがベットまで運んできてくれる。

 食べ終わったら自分で片付けられる人は配膳車にお膳ごと返しに行く。残したものはそのままでよい。私は名前のカードをゴミ箱に捨ててお膳を戻していた。するどい看護婦さんはしっかりチェックしていて「今日は半分食べれましたね」とか言ってくる。また食べ終わった頃を見計らって、お膳を下げながらチェックしてくれる場合もある。配膳後1時間もすると配膳車は配膳室に戻される。

【常食】
 常食はあらかじめ半月分の献立表がプリントされ、ほぼ予定通りの献立がとどけられる。米飯や粥やパン食も基本的にはおかずは一緒である。常食の基準は1日1900kcalでかなり栄養価の高いバラエティーに富んだものだった。また週に1回木曜日に選択食があり火曜日に献立をみて、昼食と夕食メインのおかずを、魚かお肉か選べるようになっている。
 
 主食はごはん、粥、パン、麺から選べる。希望を看護婦さんに伝えて置けば少なくとも1日後から注文したものが届く。盛りも普通、少なめが指定できる。症状によって禁止されて無い限り、備え付けの冷蔵庫に副食品を入れて自由に食べてよい。

【常食の例】
2003年2月1日 朝食
食パン・ブルーベリージャム・ベーコンエッグ・ほうれん草ソテー 自分で揃えたチーズ・レバーペースト・ヤクルトジョア
化学治療中朝食

2003年2月3日 昼食
シーフードカレー・サラダ・福神漬け・楽京漬け・ネーブル
化学治療中昼食

2003年2月3日 夕食
味噌汁・牛肉ピーマン細切り炒め・湯豆腐・生姜あえ・福豆(節分なので)
化学治療中夕食

【感想】
 国立がんセンター中央病院は築地市場の対面にあるので、味や質でも良いほうだと思う。(3病院での比較) 抗がん剤治療中は、プレドニンを飲んでいたので、食欲は旺盛で残さず食べていた。さらに足らなくておにぎりやハンバーグ、焼肉やサラダなどを差し入れしてもらって食べた。別項の体重変動グラフを見てもらえばわかると思う。

 私は最初だけ、素晴らし食事だと感動したものの、入院して1ヶ月が過ぎた頃はもう飽きてしまった。だしが同じなので煮物や汁物が何を食べても同じに感じて飽きてしまった。朝食はおかずの種類が無いので特に飽きやすく、ごはんならのり佃煮とか漬物とかがないとさみしい。パンの時は、すきなジャムやドリップコーヒーなど好きな物を用意したほうが良い。病院食には手をつけず毎日家族にリクエストして、てんぷらやおにぎりを運んでもらっていたおじいちゃんもいた。


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